2010年05月20日

孤立しやすい高齢者像を分析−内閣府の高齢社会白書(医療介護CBニュース)

 高齢者の中でも「単身世帯」や「未婚・離別者」、「暮らし向きが苦しい人」「健康状態が良くない人」は、社会的に孤立しやすい―。内閣府は5月14日、2010年版の「高齢化の状況及び高齢社会対策の実施の状況に関する年次報告」(高齢社会白書)を公表した。社会的孤立に陥りやすい高齢者像の分析結果などが盛り込まれている。また、65歳以上の高齢者人口は過去最高となった。

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 内閣府は、昨年や08年に同府や厚生労働省などが実施した各種調査のデータを基に、60歳以上の男女の「会話の頻度」「困ったときに頼れる人の有無」「近所や友人との付き合いの程度」について分析した。

 その結果、「会話の頻度」については、「男性の一人暮らし」の41.2%、「未婚者」の33%、「暮らし向きが苦しい人」の19.3%が「2-3日に1回以下」と回答した。また、「困ったときに頼れる人がいるか、いないか」について、「男性の一人暮らし」の24.4%、「未婚者」の20.2%、「暮らし向きが苦しい人」の10.7%が「いない」と答えた。さらに「近所との付き合い方」については、「男性の一人暮らし」の21.6%、「未婚者」の21.2%、「健康状態が良くない人」の13.9%が「ほとんど付き合いはない」と回答している。

 一方、高齢者全体では「毎日会話がある人」が9割以上となり、反対に「2-3日に一回程度しか会話をしない人」は5%に満たなかった。また、「困ったときに頼れる人がいる者」について、高齢者全体で「いない」と答えた人は3.3%、「近所とほとんど付き合いがない」人は、全体では5.9%にすぎず、独身や健康状態が悪い高齢者が、社会的に孤立しやすい状態にあることが浮き彫りとなった。

■高齢者人口は過去最高の2901万人を記録

 65歳以上の高齢者人口は、過去最高の2901万人(09年10月1日現在)に、総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は22.7%(09年10月1日)に達した。今後も総人口が減少する一方で、高齢化率は上昇し続けるため、2055年には、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になると推測している。
 
 また、65歳以上の高齢者のいる世帯は、2008年現在、1978万世帯で、全世帯の41.2%を占めた。このうち半数近くが、「単身」「夫婦のみ」の世帯で占められる。2007年度の社会保障給付費については、過去最高の91兆4305億円に達した。


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2010年05月13日

<ネアンデルタール人>ヒトと混血の可能性 ゲノムを解析(毎日新聞)

 ヒトと、ヒトに最も近い種で絶滅したネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)を独米などの研究チームが比較した結果、過去に一部が混血し、ヒトにもネアンデルタール人に由来する遺伝子が残っている可能性があることが分かった。チームが7日発行の米科学誌サイエンスに発表した。【斎藤広子】

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 独マックスプランク進化人類学研究所などの研究チームは、クロアチアで出土した約3万8000年前のネアンデルタール人3体の骨の化石の細胞核からDNAを取り出し、ゲノムを解析。アフリカ南部▽同西部▽パプアニューギニア▽中国▽フランスのヒト5人のゲノムと比較した。その結果、アフリカ人を除く3人の方がネアンデルタール人のゲノムと一致する率がわずかに高かった。チームは、アフリカで誕生したヒトの一部が8万年前以降にアフリカを離れた後、ユーラシア大陸に広がる前に中東近辺でネアンデルタール人と混血した可能性があると指摘。「ヒトの遺伝子の1〜4%はネアンデルタール人に由来している可能性がある」と推測している。

 これまでヒトの細胞内のミトコンドリアDNAの分析などから、ヒトの祖先はアフリカで15万〜20万年前に誕生して以降、絶滅した他種と混血しないまま、ユーラシア大陸を経て全世界に広まったという「アフリカ単一起源説」が主流だった。一方、ネアンデルタール人については、ヒトと共存する時期があったことや、両者の交流を示唆する石器が発見されていることから、混血の可能性も指摘されていた。

 ◇ことば・ネアンデルタール人

 ヒトと共通の祖先から50万年前以降に分かれた、ヒトに最も近い種。出土した化石の研究から、約40万〜3万年前にヨーロッパから西アジア一帯にかけて分布したとされる。1856年にドイツのネアンデル谷の洞窟(どうくつ)で初めて骨格の化石が発見された。

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posted by ナツメ ススム at 02:31| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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